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月11日(日)に「ざっくばらんな講演会 」を開催しました。
強風吹き荒れる、寒い雨の日になりましたが、3名の方がお越し下さいました。
「峠を越えたら、ガラッと天気が変わって台風みたいな風やな 」
「波の音が凄い」
と、冬場の海辺の独特な様子に驚かれたようです。
講演では、精神保健福祉士、キャリアコンサルタントの中川現希様に、ご自分の体験を
交えてお話して頂きました。
専門家の立場から、様々な精神疾患の紹介や、社会と関わりをもつ中で引きこもりの状態になり精神の病気を引き起こしてしまった例など、教えて頂きました。
いつ、誰が引きこもり状態になっても不思議はないと感じる内容でした。苦しい体験を経て、今は前を向き立ち上がって行動することが出来る様になった事例を聞かせて頂き、希望を感じることが出来ました。
体験したからこそわかり合える気持ちや、しんどさ、共感する部分がいくつもありました。講演の後には、いつもの様にお茶タイムをもうけ、思い思いにざっくばらんにお話をして頂きました。
「
自分の体験した弱みも、いつかは強みになる。」という、講師の中川様の言葉と思いに触れ、参加者の方も途切れることなく話をして下さり、時間を忘れるほどでした。
話しやすいようにと思い、少人数の会を設定しましたが、気持ちを吐き出して楽になって頂けたでしょうか。
感想に書いて下さったように、少しでも気持ちが軽くなって頂けたのなら、こんな嬉しいことはありません。
引きこもり状態の方は、ご本人様が一番苦しい思いを持っておられると思います。また、ご兄弟、御家族様も、同様に苦しんでおられます。
居場所を運営させて頂く者として、更に学び新しい情報を仕入れながらお返しできるようにしたいと、改めて感じました。
親御さん達と一緒に、「
あきらめず、信じて、見守り 」子ども達と、又居場所に来て下さった方達と、言葉と心でつながりつづけたいと願っています。
ご講演頂きました先生、参加者の皆様、有難う御座いました😌